ふぉれおログ

某社で現役トレーダーやってます。トレーディングの知識と、子育てに関するあれこれ等を記録していきます。

個別株投資ログ3:セブン銀行(8410)

毎度です。

個別株投資ログの第3回目は、セブン銀行(8410)について記載したいと思います。

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セブン銀行は、みなさんおなじみセブンイレブンイトーヨーカドーでおなじみ、セブン&アイホールディングス傘下の銀行です。

銀行といってイメージするような本店・支店は持たず、セブンイレブン、ヨーカドーなどに多数のATMを設置し、そこから得る手数料が主な収益の柱となっており、通常の銀行とは異なるビジネスモデルを展開しています。 

1.銘柄概要

証券コード 8410
銘柄名

 

セブン銀行

株価(2021.1.29) 230
売買単位 100
最低投資額 23,000
配当 11円/年(予想)
配当利回り 4.78%
株主優待 なし

時価総額や各種レシオなどの詳細データはこちらで

stocks.finance.yahoo.co.jp

 

2.チャート

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5年チャートはこんな感じです。結構な下げ基調であり、安値圏(230円)にいます。株価が安いということは、それだけ配当利回りがよくなっているとも言えます。

5年前は500円くらいあったのに、半値程度まで下がってますね。

 

経常利益は毎年安定的に350〜400億円を稼ぎ出しており、利益の浮き沈みの小ささがひとつの特徴だと考えています。

 

2016.3月期から2020.3月期までの5年間の経常収益、経常利益は

1,199億円、372億円

1,216億円、367億円

1,277億円、383億円

1,473億円、407億円

1,486億円、398億円 となっています。

どうですか、この安定感。

 

3.株主優待・配当

セブン銀行は、現在株主優待を行っていません。会社の方針として、安定的な現金配当を目指していくこととしており、配当性向(純利益のうち何%を配当に回すか)は40%以上を目標としています。

www.sevenbank.co.jp

 

 

4.総合評価 ★★★☆☆

セブン銀行は、セブンイレブンイトーヨーカドーをはじめとする、セブン&アイグループの豊富な店舗網にたくさんのATMを設置することで顧客利便性を高め、そこで得られるATM手数料を主たるビジネスとしています。

好景気、不景気を問わず、生活必需品を販売するスーパーやコンビニは浮き沈みが小さく、どんなご時世でも人は必ずそれらの店舗に足を向けると思います。

そういう意味で、ビジネスが思いっきりやられてしまう可能性が低く、安定的に利益を稼いでいく会社なのではと考えています。(その分、爆発的に伸びる何か、は今のところあまり考えられないとも言える)

 

個人的には、セブン&アイグループの豊富な店舗ラインナップやPB商品ラインナップ(我が家的には、金のハンバーグとか)がとても魅力的ですので、セブン&アイ各店で使えるギフトカードやPB商品詰め合わせなんかが株主優待で届いたりすると嬉しいのにな、と思ったりもします。

一方でその分を現金配当に振り向けていますので、現在の株価でみると配当利回りが約4.8%もあります。なので、ただ口座においておくだけの眠っている現金があるのであれば、セブン銀行株を買って毎年安定的な配当を得るのが良いのではと思います。

ということで、小ロット現物買い@230円 です。

 

お約束ですが、ディスクレイマー↓

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