20200605発表の米雇用統計について(外れっぷり)
昨夜発表の米雇用統計は、過去最大の外れっぷりでした。どんなエコノミストも決して予期できなかった予想外の改善について、Bloombergが記事を出していたので以下に引用します。
来週のスタートから、リスク資産(株、原油などなど)がどう推移するか、引き続き注目です。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-06-06/QBH4B2DWX2PY01
エコノミスト予測が過去最大の外れ-5月の米雇用統計、 予想外の改善
【記者:Vince Golle、Katia Dmitrieva、Reade Pickert、Steve Matthews】
高水準の失業保険が雇用者数の予測に大きく影響
コロナ前の労働市場に戻るには時間要する-デイコ氏
(ブルームバーグ):
エコノミストはいかにして米雇用統計の予測でこのように大きく間 違ったのだろうか。
毎月の雇用統計で予想外の数字が出ることはよくあるが、 5日発表の5月の統計のように、 エコノミストがここまで見事に外したことはこれまでになく、 なぜそのようなことが起きたか疑問が生じている。
米労働省によると、 5月の非農業部門雇用者数は前月比250万人増加。 エコノミスト予想の中央値は750万人の減少だった。 ブルームバーグが調査したエコノミスト78人の中で最も楽観的な 予測でも80万人の減少が見込まれていた。 失業率は1930年代の大恐慌以来の高水準である20% に接近すると予想されていたが、実際には13.3%に低下した。
米雇用統計、予想外に失業率低下-雇用者数は増加に転じる
エコノミストの予測に非常に大きく影響したのは、 失業保険申請件数の急増と、 数千万人が失業保険を継続受給していることだ。 米国が短期間でこのような事態に陥ったことは初めてだった。 また、エコノミストのモデルは、 中小企業への融資で雇用維持を助ける「給与保証プログラム( PPP)」 など政府の救済策を十分に考慮に入れていなかった可能性もある。
ジェフリーズのエコノミスト、アニータ・マーコウスカ氏とトーマ ス・サイモンズ氏は顧客向けリポートで、「 移動に関する統計や中小企業の営業再開など高頻度データは4月半 ば以降、経済活動の谷間を示唆していた」と分析。「 失業保険申請はそうした状況と一致せず、 ポジティブな動きが労働市場には波及していないことを示唆してい た。今は失業保険申請の方が間違っていることが分かった。 5月の雇用統計は非常に堅調で多くの業界で幅広く増えた」 と指摘した。
1996年までさかのぼるブルームバーグのデータによると、 これまでに単月の雇用者数予測が最も大きく外れたのは、1万人増 の予想に反し30万8000人減となった2003年2月の統計だ った。
オックスフォード・エコノミクスのグレゴリー・デイコ氏は、 新型コロナウイルス感染拡大に伴う経済活動停止による今回の急激 な景気悪化と、 第2次世界大戦後のほかの景気低迷期には違いがあると認めた上で 、5月の雇用統計は勇気付けられる数字だが、 失業率はなお高水準にあり、 コロナ前の労働市場に戻るには時間がかかるだろうと指摘した。
原題:
Economists Have Biggest Miss Ever in U.S. Jobs-Report Shocker(抜粋)
20200605 雇用統計結果
雇用統計の結果は、
NFP 市場予想-800万人 結果+2509万人 ポジティブサプライズ リスクオン
失業率 市場予想19.8% 結果 13.3% ポジティブサプライズ リスクオン
まさかのびっくりポジティブサプライズな結果になり、リスクオンです。
ドル円はこれにビビッと反応してドル買い円売り
これがマーケットのダイナミズムですね。
きっと、来週も株が買われるでしょう。
この雇用統計の詳細な評価は、これから順次出てくる金融各社のアナリストの分析を待ちたいと思います。
ひとつ、教訓としては、こうした重要指標の直前には、自分のポジションはクローズして、売りも買いも持ってない状態にすることを推奨します。
こうした、まさかのサプライズでドンと価格が跳ねた瞬間、自分のポジションにとってネガティブな方向への価格変動だった場合、瞬間的な損失(時価評価のマイナス)が拡大し、強制ロスカットを食らったり、その価格変化が回復することなく、さらに負けていくということが考えられます。
じっくりと、こうした指標が出ないときに、トレンドを見極めてポジションを取ることが、安定的なトレードにつながります。
以上
20200605 雇用統計プレビュー
おはようございます。
今夜は米国雇用統計です。米国雇用統計は、FXのみならず、各種リスク資産(株、商品(原油など)、ゴールド etc...)の価格に大きな影響を与える、月に一度のマーケットのお祭りです。
米雇用統計とは米雇用統計とは、米国労働省(U.S. Department of Labor Bureau of Labor Statistics)が毎月発表する、米国の雇用情勢を調べた景気関連の経済指標の事です。全米の企業や政府機関などに対してサンプル調査を行い、10数項目の統計が発表されます(失業率、非農業部門就業者数、建設業就業者数、製造業就業者数、小売業就業者数、金融機関就業者数、週労働時間、平均時給など)。雇用情勢の推移は、個人所得・個人消費などにも関係し、また今後の景気動向にも大きな影響を与えます。この統計の中でも「非農業部門就業者数」と「失業率」の2項目が特に注目されていて、FOMC(連邦公開市場委員会)の金融政策の決定にも大きな影響を与えると言われています。FXにおいては、最大の経済指標と言われており、数字の推移に関係なく変動する場合も多く、イベント化していると言えます。
https://info.finance.yahoo.co.jp/fx/marketcalendar/detail/9031
トレーディング会社のトレーダーや、自宅でトレードをしている個人投資家の多くが、そこで発表される数値を今か今かと待ち構え、その結果で一喜一憂し、ポジションを取ったりクローズしたりしています。
雇用統計で発表される数字の中でも、特に重要なのが「非農業部門就業者数前月比(いわゆる”NFP(Non-Farm Payroll)”」ですね。
新型コロナウイルスの影響は、米国での大規模なレイオフ(不況による解雇)を招き、このNFPの数字が過去類を見ないレベルで大きく下がりました。
どうですか。2009年のリーマンショックと比べても、今回の新型コロナウィルスの影響がいかに大きいか、とても良くわかると思います。
これは、今回の新型コロナウィルスが伝染病であることが影響していると考えています。
リーマンショックは、あくまでもいち金融機関の破綻によって引き起こされた、連鎖的な金融危機とそれに伴う不況でした。したがって、旅行業、観光業、飲食業、小売業等が、直接的に致命的な打撃を受けるケースはあまりなかったものと思います。
一方で、今回の新型コロナウィルスは、伝染病であるがゆえに、ロックダウンに象徴されるような「経済活動そのものをすべて止める」ことが必要となりました。
これにより、金融業のみならず、世界中のあらゆる業種が苦境に立たされたわけです。それが、このNFPの数字に良く現れているんだと思います。
前回(5月発表)のNFPは-2053万人でした。
本日夜発表のNFPは、市場関係者の予想は-750万人になるとみられていますが、この予想値と実際に発表された数字のズレによって、リスク資産が買われたり売られたり、またドルが売られたり買われたりするわけです。
本日夜、日本時間の21時30分に発表されますので、証券会社に口座を持っている方はFX取引ツールで、持ってない方はヤフーファイナンス等で、発表された瞬間の為替相場の大きな変動を見てみてください。
世界中のトレーダーたちが、その指標ひとつで勝ったり負けたりしている、マーケットのダイナミズムに少し触れることができると思います。
以上
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年齢別おすすめ絵本 2020
おはようございます。
昨日のラン活記事に続き、今日も本業のトレーディング以外の記事です。
新型コロナウィルスの猛威と、それに伴うStay Homeの影響もあり、小さい子どもがいる家庭では、自宅での過ごし方もマンネリしたことでしょう。
デジタルネイティブ世代であるイマドキの子どもたちは、絵本だけではなく様々な娯楽が身の回りにあることと思います。
例えば、TVにAmazonのFire TV Stickを挿して、Amazon Prime Videoを観たりYoutubeを観たりしている家庭も多いことと思います。
我が家もまさにそれで、5歳の娘は今やFire TV Stickのリモコンを使いこなして、キッズYoutuberの動画を観たり、プリキュアの変身シーンを観たりしています。
子守不要、テレビにお任せで勝手にヒマつぶししていてくれるのは大変に楽ちんです。もう我が家はこれ抜きには暮らせません。
一方で、テレビだけ観ていていいのだろうか、心を育むような家での過ごし方もしなくてはいけないのではないか、というのも当然の悩み。
心を育むStay Homeな過ごし方といえば、やはり絵本です。
我が家でも、0歳児の頃から意識して絵本を読み聞かせするようにしていましたが、娘がYoutubeを覚えてしまってからは、それもなんだか薄れ気味。
絵本への回帰を遂げるべく、再び絵本の読み聞かせをするよう心がけているところです。
ということで今回は、我が家の娘5歳がこれまで気に入ってきた絵本を、年齢別で1冊に厳選してご紹介します。
絵本選びに悩む親の方に少しでも参考になれば幸いです。
0歳
だるまさんシリーズ かがくいひろし(著)
0~1歳児の鉄板絵本。これ3冊セットがあれば、ほぼ大丈夫といってもいいくらい、ハズレないと思います。
子どもを膝にだっこして、だーるーまーさーんーがー のところを左右にユサユサ揺れてあげるととっても喜びます。
1歳
いろ いもとようこ(著)
いろんな色があって、それぞれみんな違うけど、それぞれみんな綺麗だね という、多様性を受け入れる心を育ててくれる優しいタッチの絵本です。
娘は小さいころからとにかくカラフルなものが大好きだったので、この絵本もドハマりしました。
いもとようこさんの絵本は、絵がかわいくて、ほんわかしたタッチの話のなかにちょっとした芯の強さも感じます。
2歳
いろいろバス tupera tupera(著)
引き続きカラフルなものが好きな娘にとって、この「いろいろバス」もドはまりしました。ユニークなタッチで、大判の絵本いっぱいにカラフルな絵がたくさん。
ラスト、色別にいろいろなものがバスから降りてくるところで、物の名前に興味津々な娘と一緒に、これは〇〇だよ、これは△△だよ、と言って遊びました。
3歳
ピヨピヨシリーズ 工藤ノリコ(著)
ピヨピヨシリーズは、ハッピーバースデー、メリークリスマス、もりのゆうえんち、おばあちゃんのうち、スーパーマーケット、はじめてのキャンプ とおそらくコンプリートしました。
工藤ノリコさんの絵本は、とにかく描き込みがかわいく、そして細部に至るまで丁寧で、本当にその世界の中にいるような気持にさせてくれます。
前半のページの中に書き込まれていたものが、後半出てきたりと、何回も繰り返して読み込むうちに、「あ、これもうこのページで出てきてたね」というような楽しみ方もできます。
4歳
ド鉄板のぐりとぐら です。
ファンタジーあふれる世界観で、読んであげる親自身も懐かしくなるまさに定番絵本。
カステラを焼いて動物たちにふるまう場面、娘も「食べに行きたいなぁ」と漏らすほど。長い月日を経ても、なお子どもの心にガッチリはまる名作です。
5歳
これもド定番のスイミーです。自分は小学校の国語の教科書で読んだ記憶があります。
5歳になると、世の中のいろいろなことが分かってきますし、幼稚園というコミュニティの中で生活していると、いろいろな個性・役割の人がいることも分かっているようです。
スイミーの活躍を見て、勇気があること、知性を備えることの素晴らしさを感じてくれていたら嬉しいなと思います。
以上、我が家的年齢別お勧め絵本のご紹介でした。
他にも紹介したい絵本はたくさんありますが、それはまた別の機会に記事にしたいと思います。
絵本選びの参考になれば幸いです。
本気出してランドセル選び「ラン活」について記述してみた
今日はトレードとは無関係の話題です。
表題のとおり、「ラン活」について。
うちには、今年幼稚園年長の娘がいます。ということは、来年4月には小学一年生になるわけですから、今年度の重要課題のひとつが「ランドセル選び」となります。
自分が子どもの頃、ランドセルなんて「男は黒、女は赤」しかルールは無かったんですが、最近は百花繚乱のごとく様々な色・模様のランドセルが世の中に出回っており、その多様性に驚くばかりです。
ということで、現在ランドセル選び(驚いたのですが、これを「ラン活」と称するようです)にトレーディングと同じウェイトで取り組んでいる私の観点から、現代のラン活事情をご紹介したいと思います。
- 論点1.メーカー系?工房系?
- 論点2.素材選択 コードバン?牛革?人工皮革?
- 論点3.スペック・主要装備・機能性
- 論点4.デザイン 刺繍
- 論点5.色
- 論点6.まとめ いかに総合評価をするか
- 文末付録:主要ランドセルメーカー・工房へのリンク(漏れ落ち御免)
論点1.メーカー系?工房系?
最初の論点は、「どこで買うか」です。表題のとおり、現代ランドセル選びにおいて、最初に検討すべき論点は、メーカー系か工房系かの選択が必要となります。
メーカー系はその名のとおり、ランドセルを大規模な工場等で生産し、百貨店や量販店で販売するようなメーカーのランドセルです。
代表的なメーカーに、セイバン(天使の羽)、フィットちゃんランドセル 等があります。
また、百貨店やスーパー(イオン、ヨーカドーなど)、ニトリ等もオリジナルやメーカーとのコラボ品等を売り出しており、これも便宜的にメーカー系に分類されると思います。
一方工房系は、比較的小規模で細部の仕上げ、素材選択、デザインこだわったランドセルを製作する工房のランドセルです。
代表的な工房に、土屋鞄製作所、池田屋、鞄工房山本、村瀬鞄行、萬勇鞄、黒川鞄 等。ほかにもたくさんの人気ランドセル工房があります。
それぞれ、長所短所があり、様々な観点から比較検討が必要といえます。
あえて言うと、表1の様な長所・短所が挙げられますが、メーカー系ランドセルのデザインは向上しているし、工房系ランドセルの機能性も向上してきており、両者の品質・デザインはかなり近づいてきているようです。
ただ、工房系ランドセルのハンドメイドのものは、やはり細部の縫い等が高品質なのは間違いないようです。
一方で、肝心の使用者である子どもにとっては、そんな細部の仕上げはあまり関係なく、「色・デザインが好み」「背負いやすい」「扱いやすい」ということの方が重要と考えられます。
論点2.素材選択 コードバン?牛革?人工皮革?
第二の論点は、ランドセルの素材選択です。
現代ランドセルの素材は、大きく3種類に分けられます。①コードバン、②牛革、③人工皮革 の3つです。
これもそれぞれ長所・短所があります。
コードバンと人工皮革の長所・短所がそれぞれ裏返しになっており、牛革はその中間的性質を持っているということが分かります。
コードバンとは、馬の尻の革で、馬1頭からランドセルのかぶせる部分1~2枚しか取れないようです。その品質や見た目の美しさから、革の王様、革のダイヤモンド 等と呼ばれているようです。
一方の人工皮革は、化学メーカーのクラレの商品である「クラリーノ」が有名です。天然皮革の風合いに似せて、より軽量で扱いやすい素材として作られており、天然皮革よりも安価であることもメリットです。
論点3.スペック・主要装備・機能性
第三の論点は、先進性のある安全装備や収納力、使いやすさ、背負いやすさといった機能性の比較です。
現代ランドセルには、(自分が子どもの頃には無かった)様々な先進機能が取り入れられており、会社やモデルによってその導入がまちまちです。
子どもの安全・使いやすさに直結する論点であるため、ここの検討は個人的に非常に重要ではないかと考えています。
論点4.デザイン 刺繍
第四の論点は、デザインです。現代ランドセルは、私が子どもの頃は、基本的にシンプルなランドセルしかありませんでした。↓こんな感じ
今では、シンプルなランドセルだけではなく、非常にデザインも凝ったものが多くなっています。↓こんな感じ かわいいですよね
子どもが好きそうな(特に、ランドセルを選ぶ世代の5歳児に響くような)デザインが多くなっている一方、6年間使うものであり、中学生になる一歩手前までそのランドセルを使うということを前提に、安心して長く使えるデザインを選びたいとも思う部分です。
デザインの中には、ランドセル本体に刺繍が多く入っているものもありますが、刺繍が入っているということはそれだけ本体に縫い穴が開いているということでもあり、そこからの浸水・糸のほつれ等のダメージも考慮に入れておく必要があります。
ただ、最新のランドセルはそうした面も十分にケアされており、6年間の使用には問題ないようですので、そこまで気にしなくても良いという意見もありました。
最終的には、子どもに好きに選ばせるのが、ランドセルへの愛着という面でも良いと思われますが、親の好み、同じ小学校に通う子どもたちの傾向なども踏まえ、あまり奇抜じゃないものに誘導していくようなやり方が良いと思います。
論点5.色
第五の論点はランドセルの色です。
私が子どもの頃は(くどい)「男は黒、女は赤」しかポイントはありませんでした。
現代ランドセルは、特に女児の場合において、非常に多くのカラーが準備されています。
赤、ピンク、水色、紫(ラベンダー)、茶(チョコレート)、キャメル あたりが女児人気カラーのようですが、中には紺を選ぶ女児もいるようです。
人気カラーであれば、6年生まで特に問題なく持ってくれるようですが、あまり派手だったりすると目立ちすぎて嫌になるのではないか、とちょっとびびってしまいますね。
論点6.まとめ いかに総合評価をするか
これまで示したとおり、現代ランドセル選び「ラン活」においては、多種多様な論点について検討したうえで、その総合評価で候補を集約していくことが必要になってきます。
親と子どもにとって、重要なポイントはどこにあるのか。
それぞれにとって譲れないポイントは何か、妥協できるポイントはどこか。
これを念頭に、親が子どもに「この辺から選ぶといいんじゃない」というものを提示して、そこから選んでいくことが良いのではないかと思います。
そしてもう一つ重要なことは、「親の考えを押し付けないこと」だと思います。
子どもにとって良かれと、「悪目立ちするんじゃないか」「高学年になったら恥ずかしくなるんじゃないか」と思い、あれこれ口出しをして、無難なデザインのものに押し込めようとしてしまうことが良くあるようです。
一見、長い目で見ればそれが良い効果を生むかもしれませんが、一方で希望のものを買ってもらえず、親のおススメを押し付けられた子どもにとっては、そのランドセルに愛着を持つことができず、ランドセルを粗雑に扱ってしまうということがあるようです。
親と子にとって、「このランドセルにして良かったね!」と言えるような、後悔の無いランドセル選びこそが、「ラン活」で目指すところです。
子どもも一人の人間であり、親の所有物ではないという考えをもって、その子の意見を尊重しながら、大人としてのアドバイスを適切に行って、よき「ラン活」にしたいものです。
私個人のラン活についても、このブログで続報がお知らせできたらと思っています。
なお、本記事の文末に、主要なランドセルメーカー/工房のウェブサイトへのリンクをまとめています。
気になるところにまずは資料請求してみるとよろしいかと思います。
※本業のトレーディングの記事より、よっぽど力の入った記事になってしまった・・・。
以上
文末付録:主要ランドセルメーカー・工房へのリンク(漏れ落ち御免)
メーカー系
小売り・流通系
工房系
テクニカル分析5 フィボナッチリトレースメントの使い方
前回の記事
こんにちは。
6/2発表の東京都の新型コロナ新規感染者数は34名となりました。
緩めれば増えるのは当然のこと。政府も専門家会議も、これは当然想定内で、今後はこうした感染者数の推移に一喜一憂するのではなく、①医療体制を維持しながら ②経済・社会活動を可能な限り取り戻す という2点の両立を目指していくことになると思います。
さて、前回までの記事で、①TDシーケンシャル、②ローソク足パターン、ダブルトップ/ボトム、サポート/レジスタンス ③MACD まで紹介してきました。
今回は④フィボナッチリトレースメント です。
④フィボナッチリトレースメント
フィボナッチリトレースメントは、トレンドの中にある「戻り売り」「押し目買い」のポイントを探るときに良く用いられるテクニカル分析手法です。
相場は、トレンドを形成して一方向に動いているときでも、細かく小さな調整を挟みながら推移することがほとんどです。
ある一定のところまで買われたら、少し売られる/ある一定のところまで売られたら少し変われる こうしたポイントをあらかじめ想定するのに使えます。
名前のとおり、「フィボナッチ数」を用いたテクニカル分析で、これは「人間が自然と心地よく感じる比率」をもとにした相場の予測です。一見非科学的に聞こえますが、これがなぜか良くハマるんです。
フィボナッチリトレースメントは、フィボナッチ級数から求められる、「フィボナッチ比率」をチャートにあてがいます。
フィボナッチ比率は、比率として表される数学的な関係であり、フィボナッチ数列から導出される。 主要なフィボナッチ比率は、0%, 23.6%, 38.2%, 61.8%, 及び100%である。(Wikipedia より引用)
具体的には、チャートで見てみましょう。
上のチャートは、EURUSDの日足チャートです。
使い方は図の中に記載したとおり、
①直近高値から
②直近安値を選び
③、④各ラインがどの程度サポート/レジスタンスとしてワークするかを見て
⑤次のサポート・レジスタンスとなり得るポイントをあらかじめ予想する
この場合は、⑤を大きく超えてきたらロング、少しもみ合ったり、価格上昇スピードが落ちたりした場合はショート という目線を持ちつつ、ほかの指標との組み合わせで自分なりの見方(ビュー)を育てることになります。
相性が良いのは、単純な移動平均線です。
例えば200日線と61.8%のラインが近くにいる場合は、そこが強烈なレジスタンスになるということは十分に考えられます。
そうした観点から、様々な指標を組み合わせ、「より信頼度が高そうだ」と自分が思えるビューを育ててポジションを取ることが、FXで勝つために必要なことのひとつだと思います。
FX口座は、XM Tradingがお勧めです。以下のバナーよりどうぞ。完全日本語サポート、ゼロカットシステムによる安心感、約定率の高さなど、大変人気のあるFX業者です。
テクニカル分析4 MACDの使い方
こんにちは。だいぶ記事更新をさぼっていました。
全国の緊急事態宣言が解除され、徐々に日常を取り戻しつつありますが、After COVID-19の時代がどのようなものになるのか、おそらく変化のスピードはこれまで以上に大きくなり、「変化できないものは淘汰される」世界に移行していくのではないかと思っています。
どちらも非常にメジャーな指標です。そう、世界中のトレーダーがこれらを見ているし、世界中のトレーダーがこの指標を使ってポジションを取っています。
だからこそ、この指標の信頼性が高いと言えます。
前回までの記事で、①TDシーケンシャル、②ローソク足パターン、ダブルトップ/ボトム、サポート/レジスタンス 等をご紹介しました。
今日は③MACDです。
MACDは非常にメジャーな指標です。そう、世界中のトレーダーがこれらを見ているし、世界中のトレーダーがこの指標を使ってポジションを取っています。
だからこそ、この指標の信頼性が高いと言えます。
③MACD
MACDは、Moving Average Convergence Divergence の頭文字をとってMACDと言われています。日本語で言うと、移動平均収束・拡散 みたいな感じです。
長短の移動平均線を使ってトレンドを見る手法で、チャートで見るとわかるとおり、とにかくダマしが少なく、これを使って自信を持ってエントリーしたポジションは、(利食いのタイミングさえ間違えなければ)高確率で利益につながると思います。
また、世間に広く普及していることから、どこの証券会社のチャートツールを使っても、無料で使えると思います。
まずは、チャートで確認してみましょう。↓
画面上半分がドル円の60分足チャート、下半分がMACDです。
MACDは、以下のポイントを踏まえてチェックしてください。
1.MACDは2本の線(MACD線とシグナル線)で構成されている。上のチャートでは、白い線がMACD線、赤い線がシグナル線です。
2.MACD線がシグナル線を下から上に追い抜いたとき(ゴールデンクロス)が買いサイン、MACD線がシグナル線を上から下に割り込んだとき(デッドクロス)が売りサイン
3.値幅の小さいヨコヨコ相場、狭いレンジ相場では効果は限定的。ゴールデンクロス・デッドクロスが「できるだけ大胆に」クロスしているときほど、信頼度は高い。
4.相場の過熱感を示すRSIを併用する手法が多い。
ぶっちゃけ、上の赤字部分だけを把握してトレードしても、そこそこいい感じでやれるのではないかとさえ思っています。
上のチャートに、ゴールデンクロスは赤丸、デッドクロスは青丸で表示してみましょう。ヨコヨコでMACD線とシグナル線がほぼ重なってしまうような局面は省きます。
どうですか、いい感じですよね。
ゴールデンクロスで買い、デッドクロスで売り、交差は大胆であるほど信頼度高し
で覚えてみてください。
次回の記事では、フィボナッチリトレースメントを紹介しようと思います。
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